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初インド🇮🇳 Blog 2/7

  • 執筆者の写真: Kana Okamoto
    Kana Okamoto
  • 2019年12月2日
  • 読了時間: 3分

「ラマナ・マハリシと瞑想」

近代インドの聖人、ラマナ・マハリシ。 滞在したティルガナマライは、ラマナ・マハリシが悟りを開き、生涯暮らした場所です。 彼は、シヴァの御神体であるアルナーチャラ山を愛し、生涯この地を離れることはありませんでした。 どんな人で、何をした方なのか、あまり前知識は無く、マハリシさんの写真を見て、この人なんか好きだなぁ、なんていい顔してるんだろ、と気になったのがきっかけ。 理由はよく分からないけど、ただ彼の暮らしていた場所に行き、エネルギーを感じてみたかった。 彼に、会いに行こう。 それが、旅の決定打だった。 後から調べると、ものすごく凄い人で、こんなラフな感じで会いに行くなんて、恐れ多かったなと思ったけど。 いつも私は、こんな風に物事を決めている。 とても自然で、流れがそこに向かっている感覚。 インドには、呼ばれると言うけれど、まさにそんな感じ。 そうやってラマナ・マハリシの暮らしていた土地までやってきた。 今回の旅で、その土地やその場の持っている力は凄いと実感しました。 ラマナ・アシュラムにいると、そこにいるだけで心がすっと静まる。 目を閉じて瞑想していると、あっという間に時間が過ぎる。 こんなにも自然に深く集中する体験は、初めてだった。 そして、1番行ってみたかった、アルナーチャラ山の中腹にある、彼が瞑想していた洞窟へも行きました。 聖なる山は、裸足で上ります。 洞窟は2カ所あり、最初の洞窟は、登り始めて30分くらい。 現在は、修復工事中で、中で少し過ごしたら、外に出なくてはいけなくなり、ゆっくり時間がとれず、残念でした。 2個目の洞窟は、そこから少し下ったところにあり、そこではゆっくり瞑想する事ができました。 暗い洞窟の中で静かに目を閉じる。 この場所までやってきてよかった、と思える体験でした。 今まで、降りた事のないレイヤーに降りていった感じがしています。 とても静かで、安心感や幸福感に満ちている場所。 きっとここが、自分の本質により近い場所なんだろうと感じました。 感覚なので、上手く表現できないけれど、こんな場所が自分の中にあるなんてビックリしました。 ヨガで、よく「本来の自分」と言うけれど、ここにいつまでも留まり続けたかった。 きっともっともっと深い場所があるんだと思います。 そこはラマナ・マハリシがいた場所なんでしょう。 本来の自分自身でいる場所。 だから人は瞑想するんですよね。 その後、チャクラの色が見えました。 これもまた、本当にあるんだとビックリ。 特に、喉の第5チャクラがパカッと開いて、光が溢れ出た感じ。 そこから、下のチャクラの色も次々に見えました。 思っていたよりネオンカラーだったのが面白かった。 一度感じると、インドにいる間は、いつでも、そこにあるのが分かりました。 日本に帰ってきて、その感覚はどんどん薄れています。 日本の時間の流れ方、やらなきゃいけないこと、仕事や人間関係。 日常生活がどんどん押し寄せてきて、離れたくないと思っていても流されてしまいます。 私にとっての不思議な体験。 けれど、体験したことは、私の中で存在するものとして認識されています。 今までなかったものが、あると分かっていること。 これからヨガを伝えていく中で、とても重要な体験だったと思います。 知識ではなく、実体験で得た感覚は、自分を豊かにしてくれる。 この土地の持つ力を、貸してくれてありがとう。 呼んでくれたインドに感謝しています。 


 
 
 

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