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初インド🇮🇳 Blog 5/7

  • 執筆者の写真: Kana Okamoto
    Kana Okamoto
  • 2019年12月11日
  • 読了時間: 3分

「南インド料理」

インドでは、殆ど外食せず、家庭料理を頂きました。 アシュラムのハンシニさんが作ってくれるご飯や、料理教室のサティアのご飯、そして色んな御宅にお呼ばれして頂いくご飯。 インドは、カレーしかないんでしょ、とよく聞かれる。 カレーばかりじゃ飽きない?と。 私も、そう思っていました。 確かに、毎食、ほぼカレー。 だけど、こんなに多彩なの!?と驚くほどのバリエーション。 具材も違えば、スパイスも違う、合わせる主食のバリエーションも沢山ある。 同じ料理でも、お家それぞれの味付けの違いがある。 毎日食べていても、全く飽きることなく、気がつけば最終日。 きっと飽きて日本食が恋しくなると思い、味噌汁、梅干し、ご飯、その他色々準備していったけど、全く手をつけずじまいでした。 日本食が恋しくなるどころか、身体喜ぶ美味しいご飯を、毎日食べられる事が幸せで、このままご飯を提供される暮らしが続いて欲しい、とさえ思ってました。 アシュラムのハンシニさんのご飯は、とても美味しく、何でも手作り。 チーズ、バター、ヨーグルト、はたまた、みりん(焼酎から仕込むんです!)、醤油、味噌、ウスターソース、アイスクリーム、ゼリー。 こんなものまで!?とびっくりのラインナップ。 買うことしか考えたことのないアイテムさえも作れることに、目からウロコ。 日本は、文化的に進んでいるように見えていても、実は、人間としての能力は、かなり退化してるんじゃないかと思う。 本当に地球に大きな変化がおき、今の生活が続けられない状況になったら、楽しく暮らし続けていけるのは、こんな能力の持ち主だと思う。 そして、余りものの料理は身体に良くないという考え方のあるインド。 毎回、作りたての料理を用意してくれました。 そんな出来たてご飯を、毎食頂いていると、本当に身体の調子がどんどん変わってくる。 毎回フレッシュで、色々手作りってことは、作ってくれる人は、それだけ沢山の時間、台所に立っているってこと。 その手間と時間をかけるのは、愛情あればこそ。 毎食、愛情をたっぷりの食事を頂いて、私の身体は大喜び。 だから、あんなにメキメキ元気になっていったんだと思う。 台所を担うのは、人を作るのとイコールなんだと身をもって感じる。 お母さんって凄い。 カッコいいな。 そんなインドのお母さんの中で、料理上手と噂のサティアのお宅へ。 彼女が開催している、南インド料理教室に、何度か連れて行ってもらった。 サティアの料理は、本当に美味しかったです。 私も、完全に胃袋を掴まれ、すっかり、彼女が大好きに。 今日は、サティアの家に行くよと言われると、それだけで嬉しくなっちゃう。 胃袋を掴むってこういうこと。 美味しいものを作れるって、凄い引力。 スパイスやナッツはその場で潰す。 ココナッツミルクは、ココナッツを削って絞る。 裏庭でとってきた野菜をたっぷり使い、何種類もカレーやおかずを作ってくれる。 近くで育った新鮮な野菜を使い、当たり前に手間をかける。 それは美味しくなるはずです。 インド人は、お母さんが大好きというけれど、これだけの愛情を貰っていたら、そりゃ大好きになるよねって思う。 家に帰ると美味しいご飯が待っている。 そんなシンプルな事が、こんなにも幸せな気持ちにしてくれる。 忘れていた、子供の頃の感覚。 お母さんの役割って偉大だ。 ちゃんと愛されていた記憶。 それが自分の基となり、未来を作っている。 


 
 
 

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