初インド🇮🇳 Blog 6/7

「アーユルヴェーダ・トリートメント」

今回の旅で絶対にやりたかった、アーユルヴェーダ・トリートメント。 

鼻炎が酷く、年中悩まされているので、その改善も目的でした。 鼻のトリートメント「ナシア」、頭皮にオイルを垂らす「シロダーラ」、全身オイルマッサージ「アヴィヤンガ」などなど。 その日に自分が受けたいトリートメントを選び、1週間、毎日受けてみました。 普段、体の不調をあまり感じないので、マッサージはあまり受けた事がない私。 毎日トリートメントを受ける事で、どんな事が起こるか楽しみでした。 「ナシア」は鼻だけでなく、頭部を浄化するトリートメント。 鼻オイルの前に、ベッド&フェイスマッサージもしてもらいます。 終わった後は、鼻から毒素が出てくるようで、ティッシュが手放せない。 2.3日続けていると鼻がスムーズに通るようになりました。 鼻が通って、頭がクリアだとこんなに気持ちいいんですね。 頭がスッキリ、視界が広くなって、周りが明るくみえました。 「シロダーラ」は、脳のリラクゼーション。 「第3の目」があるとされる額を刺激することで、精神を明瞭な状態に。 さらに、心の奥底の不安やストレスを解放することが出来ると考えられています。 施術中は、とにかく意識が解けていく。 気づけば眠りの世界へ。 身体も自然に緩むようで、全身脱力。 終わった後は、ゆったりまったり、幸せな余韻が続きました。 「アヴィヤンガ」は、新陳代謝を活性化させ、身体の老廃物や不純物の排出を促す施術。 凝った場所を解してもらい、滞りを解消すると、どんどん巡りがよくなっていく。 そのお陰か、インドのパワーを存分に受け取れるようになった気がします。 最終日は、スペシャルな全身トリートメント。 アーユルヴェーダのハーブやスパイスをガーゼに包んだハーブボールを温めたオイルに浸し、そのボールを使ってマッサージする「キリ」を体験。 2人がかりのトリートメント。 ハーブボールの暖かさと 、4本の手で全身をほぐされ、最高に贅沢な気持ちに。 身体もぽかぽか暖かく、やみつきになりそうです。 今回のトリートメント漬けの毎日で、普段、不調があまりないと思っていたけど、身体のポテンシャルってこんなもんじゃなかったと、未知の領域を見た感じです。 人の身体は、最後まで、健康で快適に過ごせるように作られている。 死ぬ直前まで元気でいて、ぽっくり逝くのが本来は普通なんですと話していたお医者さんがいました。 その時も、なるほどと思ったけど、そこを信じてサポートしてあげれば、身体はどんどん応えてくれる。 身体ともっと仲良しになろうと思いました。 身体のポテンシャルを舐めちゃいけない。 次回は、全身を浄化する「パンチャカルマ」を受けてみたいです。 トリートメントを受けると、セラピストの個性が出るのも面白かったです。 その人の性格が丸わかり。 どんな風に人と向き合うのか、どんな風に扱うのか、その人から出る空気感、終わった後の感覚。 ベテランだろうが初心者だろうが、やっぱり、信念と愛情を持ってくれる人の施術は気持ちいい。 その人との相性もあると思うけど。 きっとヨガ教師もそう。 全て伝わっている。 気持ちが引き締まる思いがしました。 あと、施術側だけじゃなく、受ける側の在り方でも、どんな施術になるか決まると思う。 信頼して委ねるといいエネルギーが巡るのが分かる。 受け手側としても、上手にありたい。 素直に謙虚でいることが、相手の能力を最大に引き出す事になる。 それはそのまま自分にかえってくる。 どんな関係も同じ。 双方で作るものなんだと思う。 お互いに心地よい関係であろうとする姿勢が大事なんだと改めて気づく体験でした。 アーユルヴェーダの先生に体質診断もしてもらいました。 私は、ヴァータ+カパ少。 (判断期間が短いので、自分の本質の性質か、今現れている性質かの見極めは難しいとのこと) 体質診断を基に、食事やヨガ、呼吸法などアドバイスを貰いました。 体調がどんどんよくなるインド生活で、アーユルヴェーダの信頼度がかなりアップ。 これを基に、体質改善の実験を、身体で試しています。 これから先の変化が楽しみです。 追記 ちなみに一般のインド人は、あんまりアーユルヴェーダに興味がないらしい。 一発で効く、注射や薬が信頼大みたいです(笑)